年会費無料の楽天カードに対して、年会費2,200円（税込）がかかる楽天ゴールドカード。安価でステータスカードを持てるメリットがある反面、年会費の元を取れるのかといった点は気になると思います。今回は楽天ゴールドカードのメリット・デメリットに加え年会費の元を取れる条件を解説していきます。
楽天ゴールドカードの概要
楽天カードから楽天ゴールドカードにランクアップすることで特典がさらにグレードアップします。楽天ゴールドカードならではのメリットや特典を見ていきましょう。
| 項目 | 楽天カード | 楽天ゴールドカード |
| 年会費 | 無料 | 2,200円(税込) |
| 利用可能枠 | 100万円 | 200万円 |
| 申込対象 | 18歳以上 (高校生不可) | 20歳以上 (安定収入者) |
| 国際ブランド | Visa、Master、JCB、アメックス | Visa、Master、JCB |
| 還元率 | 1％（100円につき1ポイント） | 1％（100円につき1ポイント） |
| ETCカード | 500円 | 無料 |
| 特典 | ー | お誕生月サービス |
| 空港ラウンジ | ー | 年2回無料 |
| 海外旅行保険 | 最高2,000万円 | 最高2,000万円 |
楽天ゴールドカードのメリット
ETCカードが無料
楽天ゴールドカード会員は楽天ETCカードの年会費（通常年会費税込550円）が永年無料になります。車をよく利用し且つ高速道路を使って移動する人はメリットとなります。
お誕生月サービス
お誕生月に楽天市場や楽天ブックスを利用すると、ポイントが4倍貯まります。誕生月に楽天市場・楽天ブックスを利用することで、年会費分をペイしやすくなります。
空港ラウンジが年間2回まで無料利用可
年に2回という制限ですが、空港ラウンジを無料で使えます。空港ラウンジにはコンセントやWi-Fi、フリードリンクが備わっており、余裕をもって空港へ到着した際の待ち時間で是非とも利用したいところです。国内空港ラウンジ利用料が1回1,000～1,500円の為、年2回の利用で年会費の元は取れると考えてよいと思います。
※利用可能な空港ラウンジはこちらを参照ください。
トラベルデスクが利用できる
世界38カ所のトラベルデスクを利用できます。サポートの内容は以下の3点となります。
- 現地の様々な情報のご紹介（都市・観光情報など）
- 各種ご予約・手配（レストラン・オプショナルツアーのご予約など）
- 緊急時の各種ご案内（パスポート・カード紛失盗難・病気やケガなど）
例えば海外旅行の際、パスポートやクレジットカードなどの紛失したとき、トラベルデスクを活用すると日本語で対応してくれます。金額価値への変換は難しいですが、旅行での安心材料になります。
ゴールドカードが持てる
ステータスカードを、年会費2,200円というお手頃な値段で持てるのは魅力です。お財布に入っているだけで、少しリッチな気分になれます。
利用可能額200万
楽天ゴールドカードでは、カードの利用可能枠が最大200万円となっています。楽天カードでは使用できない高額な買い物にも利用することができるので、機会損失をなくすことが可能です。ポイント還元もちゃんと受けれてお得です。
楽天ゴールドカードのデメリット
年会費がかかる
楽天カードは年会費が永年無料なのに対し、楽天ゴールドカードは毎年2,200円を払わなければなりません。
アメックスが選択できない
楽天ゴールドカードの対象ブランドはMastercard、JCB、VISAの3種類となっており、アメックスは入っておりません。アメックスがいいという人には不向きです。
まとめ
楽天ゴールドカードと楽天カード 
との最大の違いは、誕生月のポイント還元率が高いことや空港ラウンジの利用ができることです。年会費の元以上を取るには以下3点の内１＋２ or ３を活用する必要がありそうです。他にもステータスカードを持てる事、トラベルデスクの活用、高額な買い物への利用など、数字に変えられないメリットもありますので、総合判断で活用検討いただけたらと思います。
- 年2回空港ラウンジを利用する
- ETCカードを利用する
- お誕生月に楽天市場や楽天ブックスを利用する
楽天ゴールドカード発行後、あまり魅力を感じられなくなったら、楽天カードにダウングレードすることもできます。ダウングレードの詳細は楽天ゴールドカード公式ホームページから確認できます。
